2011/04/17  大阪自転車の旅(恵美須町、今宮、天王寺、阿部野橋編)

鶴橋から南下し、JR大阪環状線の桃谷駅。
そこから西に進路を変え、地下鉄谷町線の四天王寺夕陽丘前(してんのうじゆうひがおかまえ)駅。長い駅名だ。

桃谷駅      四天王寺前夕陽ヶ丘駅

南西方向へ。安居天満宮は真田幸村が戦死した場所とされる。池波正太郎の真田太平記が好きなK島としては、素通りできない場所だ。そして堺筋線の恵美須町駅。

安居天満宮    恵美須町駅(地下鉄)

さらに、阪堺電車の恵美須町駅。レトロな雰囲気の路面電車の駅だ。
次に、南海の今宮戎(いまみやえびす)駅。だんだん「都会の大阪」から「下町の大阪」という雰囲気になってきた。
南海沿線がイコール下町の大阪というイメージである。

恵美須町駅(阪堺)今宮戎駅

地下鉄御堂筋線、四つ橋線の大国町駅。
さらに西へ進み、JR関西線、大阪環状線の今宮駅。

大国町駅     今宮駅

次にJR大阪環状線の芦原橋駅。なんか、ちょっと工場街の寂れた雰囲気が漂う。そう、横浜の鶴見線沿線のような雰囲気。
工場街の雰囲気の中、自転車を進める。南海高野線の芦原町駅へ。すごい場末感である。
個人的には、絶対に住みたくない雰囲気だ。32年間、5回の引越しを経験したが、すべて都会に近く、明るく治安の良い新興の街に住んできたので、こういう雰囲気って、だめだ。

芦原橋駅     芦原町駅     

南下して、南海高野線の木津川駅。衝撃的なローカル度である。調べてみると「大都会の秘境駅」という異名があるのだとか。
都会の中で、これだけ見捨てられた雰囲気を作り出すことができたのはすごい。駅を発見するのも困難だ。車での訪問はかなり難しそう。いいなあ、こういう雰囲気。住みたくないけど。

木津川駅     木津川駅2

南海本線の新今宮駅。そしてJR大阪環状線、関西線の新今宮駅。十字に交差する。

新今宮駅(南海) 新今宮駅(JR)

さて、日本最大のドヤ街(日雇い労働者と簡易宿泊所が集まる街)、あいりん地区が唐突にお目見え。一帯が小汚いジャンパーを着たオジサンたちで溢れかえっている。
あいりん労働公共職業安定所には、そうしたオジサンたちの大行列ができている。
後で調べたのだが、17:30になると、その日の寝床の案内が受けられるらしい。現在、17:10。なるほど、並ぶわけだ。
東に進むと、阪堺の南霞町駅。
オジサンたちにより、街の雰囲気は異様。間違ってもデートで来られる場所ではない。何が起きてもおかしくない危険な雰囲気である。

あいりん地区   南霞町駅

さらに進んで、地下鉄御堂筋線、堺筋線の動物園前駅。そして、大阪の副都心、天王寺へ。
JR大阪環状線、関西線、阪和線の天王寺駅。大きい。

動物園前駅    天王寺駅(JR)

地下鉄御堂筋線、谷町線の天王寺駅。周辺で工事をやっており、歩道が狭い。自転車を降りて押す。
阪堺上町線の天王寺駅前駅。工事の影響もあるが、車と人でごった返している。自転車が邪魔。

天王寺駅(地下鉄)天王寺駅前駅

隣接する近鉄南大阪線の大阪阿部野橋(おおさかあべのばし)駅。
なるほど、天王寺が大阪の副都心だということがよくわかる規模の大きさだ。

大阪阿部野橋駅  

さあ、ついに治安最悪の大阪の秘部へ突入するぞ。


2011/04/17  大阪自転車の旅(萩野茶屋、天下茶屋、文の里、梅田編)につづく



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