西鉄福岡（天神）駅から急行に乗る。
シートは特急型の進行方向向きのシート。ところどころ向かい合うボックス仕様になっているが、おそらく前の客がそのままにしていったのだろう。椅子に座って出発を待っていると、視界の隅に、シートの向きを換えた動きが入った。
なんか、やけに手際良く換えた感じだったけど・・・と思っていたら、その後に来た客がまたシートを反転させたのだが、その動きを見て驚く。通常、シートと言えばシートそのものをぐるりと時計の針のように回して反転させるのだが、ここのシートはこんな感じで反転させられるのだ。
これは画期的かつ合理的。一瞬で、誰でもできる。
ちなみに乗客にネコはいません。
シート反転の仕組みさて、西鉄福岡（薬院）駅の次の停車駅である薬院駅から大学生くらいのカップルが乗ってきました。このカップルとＫ島は数奇な運命でつながっていました。詳細は今後の内容をご期待ください。
しばらく進んで、西鉄二日市駅に到着。太宰府天満宮にいく場合は、ここで同じ西鉄の大宰府線に乗り換えるのだが、Ｋ島は駅チェックのため、この西鉄二日市駅までの切符を購入していました（アホの極致）。例のカップルは太宰府天満宮に行くのだろう、大宰府線に乗り換えていきました。
ということで西鉄二日市駅をチェック。
西鉄二日市駅 
西鉄二日市駅２西口から出て、踏切を渡って東口へ。
西鉄二日市駅３ 
西鉄二日市駅４再び切符を購入し、西鉄大宰府線で大宰府駅へ。２駅だけの短い路線だ。
大宰府駅に到着。
大宰府駅 
大宰府駅２参道を歩き、太宰府天満宮を目指す。
太宰府天満宮参道 
太宰府天満宮天満宮到着。段差が小さく歩きづらい橋を渡り、本殿に向かう。
太宰府天満宮２ 
太宰府天満宮３思ったほどは大きくなかった。しかしもちろん、大きいか否かが大事なのではない。
太宰府天満宮４ 
太宰府天満宮５さて、本殿で先程のカップルに再び遭遇。カップルが太宰府天満宮に向かったのはアホでも推理できることだったので、ここでの遭遇には何の驚きもない（カップル側からすれば、Ｋ島が西鉄二日市駅で大宰府線に乗り換えなかったわけだから、「なんで？大宰府に来るならあそこで乗り換えるでしょ、普通」と思ったかもしれないが）。
さて、お守りなどお土産（という言い方は適切ではないかもしれないが）を見始めたカップルを後にして大宰府駅に戻る。
再び大宰府線に乗るのだが、大宰府線の唯一の途中駅である西鉄五条駅に寄ってみようと、１駅分の切符を購入。もう病気です。
電車は大宰府駅で待っていたが、なかなか出発しないので、車内で涼みながら待つ。
そんなわけで、１駅進んで西鉄五条駅で降りる。
太宰府天満宮６ 
西鉄五条駅西鉄五条駅で降りて、今乗っていた電車が去っていくのを見ていたら、なんと車内に例のカップルの姿を確認。
なるほど。大宰府駅での出発待ち時間の間に追いついて乗っていたのだな。さよなら〜。
カップルがこの時のＫ島を視認していた場合、「あの人は一体何をしているのだろう？」と思ったに違いない。
そりゃ太宰府天満宮に参拝に来たとしか思えないのに、そこかしこの駅に寄り道をしているのだから奇異に映って当然だ。
西鉄五条駅２ 
西鉄五条駅３さて、駅の見物をして、次の電車を待ち、再び１駅進んで西鉄二日市駅に戻った。やってきた西鉄福岡（天神）行きの急行に乗る。座ることはできず、ドア付近に立ち、本を読んでいた。
しばらく進み、降りる予定の薬院駅の手前の大橋駅でそれは起きた。
開いたドアから例のカップルが乗ってきたのだ。さすがにこれは驚いた。要は、例のカップルが西鉄二日市駅から乗った駅は各駅停車で、後から急行に乗ったＫ島に追われる形となり、ここで待ち合わせ状態になったということなのだが、驚くべきはそこではなく、これまでの遭遇回数と、何よりこの電車の同じドアから乗ったというこの驚異の偶然である。そもそも最初に会ったときも同じドアから乗ったわけで、すべてを合わせるとその偶然の連続に驚かされる。
さすがにカップルも驚いたようで、ドアから入ってきてＫ島を見て驚きの表情を見せた。そりゃそーだ。
もちろんＫ島がストーカーのようには映っていないはずだ。どう考えても意図してできる行動ではないからだ。
西鉄二日市駅 
薬院駅薬院駅で降りる。カップルはこの駅から最初乗ってきたのだが、ここでは降りなかった。別のところへ行くのだろう。
さすがにこの後またカップルにあうことはなかった。さよなら〜。
西鉄の薬院駅の外観と、併設の福岡市営地下鉄の薬院駅をチェック。
薬院駅２ 
薬院駅（福岡市営地下鉄）この後は福岡城跡へ行きます。
2011/08/11 北九州旅行（福岡市営地下鉄：渡辺通駅〜六本松駅〜大濠公園駅、福岡県護国神社、福岡城跡編）につづく
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