2012/08/29  北海道駅巡り(石北本線:遠軽駅〜上川駅編)

遠軽駅を出ると、しばらくダークテリトリーともいえるローカル路線へと突入する。
まずは瀬戸瀬駅。早くもローカル度が高い。

瀬戸瀬駅     瀬戸瀬駅2

この高架橋、必要でしょうか?きっとほとんどの人はそのまま線路を渡ってしまうのではないでしょうか?
ホームは低いし、列車はほとんど来ない路線だし。
駅前には数件の民家が立ち並ぶ。

瀬戸瀬駅3    瀬戸瀬駅前

丸瀬布(まるせっぷ)駅。駅舎は複合施設となっている。

丸瀬布駅     丸瀬布駅2

下白滝駅。歴史を感じさせる駅舎と、盆地の中をまっすぐに伸びる線路。素敵です。

下白滝駅     下白滝駅2

どこを見渡しても映画に出てきそうな田舎景色。いいなあ。しばらく浸っていました。

下白滝駅3    下白滝駅前

駅前には小箱がたくさん並んでいたので、来たときは養蜂場かと思っていたのだが、
帰りに通った時に愕然とする。仔牛が入っている!!(来るときは向きの関係で見えない)
な、なんか、かわいそう。

下白滝駅前の牛舎 

旧白滝駅。存在意義不明の駅だ。誰が使うのか。
ちなみにこんな感じだけど、駅と並走するように幹線道路が走る。

旧白滝駅     旧白滝駅2

白滝駅。急に立派な駅舎だが、人の気配がしないのは変わらない。しかし、なぜか複線。

白滝駅      白滝駅2

上白滝駅。この駅は凄いのです。なんと、列車の本数が、上下線それぞれ1日1本の計2本。
鉄道に乗って駅を乗り潰すという趣味の人(意外といるようです)からすると極めて困った駅です。
この駅1つのために丸1日消費しなくてはいけないのだ(重要なのは暇つぶしを何でするかだ)。

上白滝駅     上白滝駅2

これが時刻表。7:04に網走方面がやってきて、帰ってくるためには17:08に到着する列車に
乗らなくてはならない。旭川方面に移動した場合は、その日のうちには帰ってこられないことになる。
先述の「鉄道に乗って駅を乗り潰す」人は、前の駅である上川駅を6:16に出発し、7:04に到着。
その後、10時間と4分の間、この駅で過ごし(ちなみにもちろん、駅付近に暇を潰せるような施設は一切ない)、
17:08に待ち待った列車に乗って18:16に上川駅に到着する。実に1駅訪ねるのにピッタリ12時間を
要するのだ。まさにこれだけで終わる1日だ。

上白滝駅の時刻表

ちなみに上の話で気付いたかもしれないが、上白滝駅と、次の上川駅の間は1時間8分も要する。
日本で最も長い距離と時間を持っている(新幹線を除く)。1駅で1時間以上って・・・。
その上川駅へ。これまでの話で想像がつくだろうが、旭川からの石北本線はそのほとんどが
この上川駅で折り返す(上白滝駅やその周辺の駅の本数や、上川からの距離を考えると容易に想像
できるだろう)。駅舎は新しいが、ホームは昔のままという感じ。

上川駅      上川駅2

ここでちょっとした出来事が。
おそらく駅付近の高校の生徒だろう女子高生に衝撃を受けました。
息を飲むほど美しい容姿であったのだ。誤解されると困るが、惚れたとかそういう話ではない。
女性としてどうとかではなく、美術品のようなそうした圧倒的なものだったのだ。
テレビで見るとだたの綺麗な人に見える女優さんとかも、実際に目にすると普通の人とは次元の違う
美しさだとよく言うが、そうした類のものなのかもしれない。
一瞬目にしただけだったが、「芸術作品」を不意に目にしたような衝撃を受けたのでした
(失礼な言い方かもしれないが、悪く言うつもりはありません)。

いずれ有名人になったりしてね(確かめようもないが)。


2012/08/29  北海道駅巡り(石北本線:上川駅〜旭川駅編)につづく



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